飛沫-shibuki-


短い言葉

刃の先から滴る赤に酔わされて
瞋恚の焔、消せないほどに燃え盛って
貴方に触れたい、近付きたい、愛されたい
君に呪いという名の枷を
奇跡は要らない、たった一つの途を行く
愛と宿命の狭間で揺れ動く想いが憎らしい
現世と常世の狭間で君を想う
ひらり、ゆらりと、君は舞う

創作サイト内から抜粋